cinema

ハリー・ポッターと賢者の石 (2001)

評価:★★★☆☆ 原作は読んだはずなのにまったく記憶に残っていなくて、映画を観ても原作をまったく思い出せなかった。こんな話だったっけ。 映画を観て、記憶に残らなかった理由がなんとなくわかった。先生方が一部の生徒を贔屓にするストーリーが好きになれな…

ダ・ヴィンチ・コード (2006)

評価:★★★★☆ いわゆる「史的イエス」を題材にしたサスペンスとミステリーが入り混じった良作。 キリスト教が盛んな国では衝撃的な内容かも知れないが、日本では宗教を題材としたフィクションがタブーではないし、特別な衝撃はなかった。 冤罪を着せられ、殺…

白夜行 (2010)

東野圭吾の原作を読んだのは15〜6年くらい前。登場人物もストーリーもすっかり覚えていなかった。ただただやりきれない感情が残っていたことだけは覚えていた。 そして、映画を観て、あらためて納得した。 犯人・動機がわかった瞬間の嫌悪感とその末路の…

『アイ,ロボット』

2035年、シカゴ。AI搭載ロボットの開発・製造の大手USロボティクスのロボット工学博士が不審死を遂げ、ロボット嫌いのスプーナー刑事(ウィル・スミス)が犯人を探すSFミステリー(?)。すべてのAI搭載ロボットには『ロボット3原則』が実装され、ロボットは…

『龍三と七人の子分たち』(2014)

引退したヤクザ組長の龍三が現役時代の仲間を集めて、犯罪組織と戦う話。CM文句の「オレオレ詐欺」はほとんど関係ない。『アウトレイジ ビヨンド』の後に観たほうが絶対におもしろい(中尾彬が)。龍三と七人の子分たち [Blu-ray]発売日: 2015/10/09メディア:…

『アウトレイジ ビヨンド』(2012)

とにかく西田敏行がすごい!アウトレイジ ビヨンド [Blu-ray]発売日: 2013/04/12メディア: Blu-ray

『メッセージ』(柿の種) 『ライフ・イズ・ビューティフル』 『ザ・ヤクザ』 『八つ墓村』 『王になろうとした男』 『藁の楯』 『イーグル・アイ』 『トゥルー・クライム』 『パトリオット・ゲーム』

パーフェクト ワールド(1993)

ケヴィン・コスナー主演。クリント・イーストウッド初監督。 父は洋画を好んでいたのだが、母が洋画が嫌いだったこともあり、実家のVHSには、ジブリ全作品、ドラえもん のび太の海底鬼岩城、ルパン三世 カリオストロの城、バックトゥザフューチャー1〜3と…

ヒミズ(2012)

(おそらく河川敷に勝手に小屋を建てて生活していると思われる)ボート屋を営む母親が男と蒸発。主人公は中学生にして一人暮らしになる。借金を抱え、たまに金の無心に来ては、意図的に傷つける言葉を吐く父親を・・・。と、文字にするだけでも陰鬱な気持ち…

夕陽のガンマン(1965)

2人の賞金稼ぎがギャングを狙うマカロニ・ウェスタン。「荒野の用心棒」より楽しめた。それにしても、英題 "For a Few Dollars More" か・・・夕陽のガンマン [DVD]出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン発売日: 2014/0…

金メダル男(2016)

「内村光良」という人間のパラレルワールドを描いたような話。気楽に、たのしく、ところどころ軽く笑えることができる映画。パティシエが練りに練ってつくり上げたスイーツではなくて、スナックのように気取らずに食べられるお菓子。落ち込んだ気分のとき、…

何者(2016)

端的に言うならば「就活」に足掻く青年たちを描いた映画。これも原作は読んだことがない。ウワサには聞いていたけど、現代の就活ってこんな感じなのね、生きづらい世の中だよね、と思った次第。映画が終わった直後は「え。どうしてこれを映画にしたの?」と…

四月は君の噓(2016)

トラウマにより演奏中に音が聞こえなくなりコンクールから遠ざかった元・天才少年ピアニストが天真爛漫なバイオリニストの少女に出会う話。原作は読んだことがない(存在を知らなかった)。原作ファンの同僚に勧められ、何となく鑑賞。・・・想像以上におも…

ボビー・フィッシャーを探して (1993)

アメリカ初のチェスのチャンピオン、ボビー・フィッシャー(は、作品中には登場しない)。彼がつくったチェス・ブームにより、街の至るところでチェスがプレイされるようになる。見よう見まねでチェスを覚えた心優しい天才少年が全国チャンピオンになるまで…

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い (2011)

9・11で最愛の父(トム・ハンクス)を亡くした少年が、父の遺した謎解きを進めながら、いろいろな人々と交流していく話。ストーリーの最後にたどり着くまで、少年と母の間に何があったのか・・・とひたすら心配した。ものすごくうるさくて、ありえないほ…

戦国自衛隊 (1979)

陸上自衛隊と海上自衛隊が演習場へ向かう途中にタイムスリップし、長尾景虎に加勢する話。不自然な顔アップの切り替え、「ペーーーー、ペパーーーー」みたいな効果音の演出、あの頃の作品によく見かけるが、何とかならなかったのだろうか。すごく良い演技を…

レオン 完全版 (2002)

ジャン・レノ、かっこいい。ナタリー・ポートマン、かわいい。レオン 完全版 (字幕版)発売日: 2013/11/26メディア: Prime Videoこの商品を含むブログを見る

探偵はBARにいる (2011)

すすきの探偵シリーズの映画化1作目。2作目も公開されたらしい(知らなかった)。原作の小説は読破済み。原作にどハマりした自分でさえ納得してしまう、大泉洋も松田龍平も最高のアクター。探偵はBARにいる発売日: 2013/11/26メディア: Prime Videoこの…

ピンポン (2002)

何度見ても楽しめる。この作品の後、窪塚くんがリアルに飛んだことを思い出す。社会人になって3年目くらいの頃、舞台となった卓球場に遊びにいったことがある。雰囲気が映画そのままだった。エンドロールを眺めていて「脚本:宮藤官九郎」ということを知っ…

シックス・センス (1999)

けっこう前に一度だけ見ている。オチは覚えていて、ストーリーはまったく覚えていなかったが、この作品はきっと何度みてもおもしろいと感じるのだろう。

1941 (1979)

スティーヴン・スピルバーグの迷作。太平洋戦争開戦時、日本海軍の将校(三船敏郎)が率いる潜水艦がハリウッドを目指すが田舎町をハリウッドと勘違いして、地元の人々を巻き込んでのドタバタ劇。ダンス狂の青年、イカれたトマホークのパイロット、陸軍と海…

荒野の用心棒 (1964)

クリント・イーストウッドのマカロニ・ウェスタン。主人公は凄腕のガンマン。リボルバーの威力がマグナム級。流れ者が用心棒として雇われ、ダブルスパイをして金を稼ぎつつ、気まぐれで人助けをする話。気楽に見る作品としてはちょうどよかった。それなりに…

シン・ゴジラ

たまたま20時30分に仕事が片付き、このまま家に帰るのは嫌だと思い、駅のシネマコンプレックスへ。 レイトショーにも関わらず大混雑。 そのほとんどは「君の名は」の客だったわけだが、シン・ゴジラもほぼ満席だった。 あちらこちらで語りつくされていると思…

超高速!参勤交代

劇場公開の予告として地上波放映されていたものを録画。 参勤交代から帰郷したばかりの小さな藩の大名が「5日以内に再び参勤交代せよ」との無理難題を申しつけられ、知恵を振り絞って江戸を目指す話。 ストーリーは、奇想天外というわけではなく、ところどこ…

心の旅

評価:★★★☆☆事件前は、性格に難のある、やり手の弁護士。記憶を失った後は、ピュアな人間。という難しい役柄をハリソン・フォードが見事に演じきっている。無理に泣かせるような演出もなく、観た後は清々しい気持ちになれる。それがこの映画の素晴らしいとこ…

ステイ

評価:★★★☆☆特殊なエフェクトを多用するばかりで、ストーリーが支離滅裂。 単なる映像美だけの作品か?と思って、正直がっかりしていた。途中までは。 ところが、最後の最後に、伏線をすべて回収して話が繋がる。 あまりにも見事で、そして、とても悲しくて…

ジャケット

評価:★★★★☆精神病院を舞台としたSF。タイトルの「ジャケット」とは、患者の治療に使われる「拘束具」の意味。湾岸戦争の怪我により記憶障害を患い、無実の殺人によって犯罪者のための精神病院へ隔離される。その病院では、暴力傾向を抑える治療と称して、患…

サイレントヒル

評価:★★★★☆原作のファンからも支持される映画って、少ないのではなかろうか。映画化されると、無意味な(無理な)設定やキャラや恋愛シーンが追加されて、原作ファンからすると「なんだこりゃ」になってしまうが多い。でも、サイレントヒルは違う。原作との…

山田洋次監督の学校シリーズ

BSで4夜連続で放映していたのですべて録画。どれも、心を打つ、素晴らしい映画。続けて観ていて気がついたのだが、主演もしくは主演級の役者が次作に登場する。 学校〜学校II:西田敏行 学校II〜学校III:吉岡秀隆 学校III〜学校IV:小林稔侍 どれも脇役…

崖の上のポニョ

いろいろな人が、それぞれの見解を、おのおののブログで書いているが、 自分と似た感想を持った人を2chで見つけたので抜粋 ポニョと妹達は精子の暗喩、宗助は卵子の暗喩(男女が入れ替わってるだけ) 海は羊水。海の底のドームは、子宮。 暗いトンネルは…