2011-01-01から1年間の記事一覧

METAL GEAR SOLID PEACE WALKER

評価:★★★★★すこし早いクリスマスプレゼント(セルフ)として、やっとPSPを購入。一緒に、前々から気になっていたMGSPWも購入。 ストーリーそのものも魅力が高く、長編。「核」と「抑止力」がテーマ。マザーベースの成長やOUTER OPS等、サイドゲームも豊富。PS…

心の旅

評価:★★★☆☆事件前は、性格に難のある、やり手の弁護士。記憶を失った後は、ピュアな人間。という難しい役柄をハリソン・フォードが見事に演じきっている。無理に泣かせるような演出もなく、観た後は清々しい気持ちになれる。それがこの映画の素晴らしいとこ…

ステイ

評価:★★★☆☆特殊なエフェクトを多用するばかりで、ストーリーが支離滅裂。 単なる映像美だけの作品か?と思って、正直がっかりしていた。途中までは。 ところが、最後の最後に、伏線をすべて回収して話が繋がる。 あまりにも見事で、そして、とても悲しくて…

ジャケット

評価:★★★★☆精神病院を舞台としたSF。タイトルの「ジャケット」とは、患者の治療に使われる「拘束具」の意味。湾岸戦争の怪我により記憶障害を患い、無実の殺人によって犯罪者のための精神病院へ隔離される。その病院では、暴力傾向を抑える治療と称して、患…

東直己『バーにかかってきた電話』

「探偵はバーにいる」に続く、すすきの探偵シリーズ2作目。紛らわしいけど、映画のタイトルは「探偵はBarにいる」なのに、映画化されたのは本作らしい。すでに映画は続編が決定しているらしく、2013年に公開予定らしい。 らしい、というのも、まだ映画を見て…

近藤史恵『サクリファイス』

サクリファイス(犠牲)とは。ロードレースを舞台とした心地よいストーリーと、悲劇。 ロードレースとは、エースのために他のプレーヤー(アシスト)たちが犠牲となるスポーツ。 しかし、この小説では、もうひとつの犠牲を描いている。 3度読み直して、3回と…

ファイナルファンタジーIX

評価:★★★★★PlayStation Storeからダウンロード版を購入。\1,500は安すぎじゃないか?と思った。 発売した2000年のプレイステーション関係の賞ほぼ総ナメという輝かしい成績のわりには、どういうわけかシリーズの中でも知名度が低い、気がする。 6→7→8と続い…

サイレントヒル

評価:★★★★☆原作のファンからも支持される映画って、少ないのではなかろうか。映画化されると、無意味な(無理な)設定やキャラや恋愛シーンが追加されて、原作ファンからすると「なんだこりゃ」になってしまうが多い。でも、サイレントヒルは違う。原作との…

Army of TWO: The 40th Day

評価:★★☆☆☆地元の友人が楽しそうにプレイしていたのでついつい購入。 洋ゲー(?)にしては、難易度が低め。ストーリーは3時間程度でクリアできる。Aggro(注目度)という面白いシステムを採用していて、プレイヤーが目立って相方がスナイプする、といった協力…

芦原妃名子『砂時計』

事業に失敗した父の借金返済のため両親が離婚し、母の実家がある島根へと引っ越してきた植草杏、12才の冬から物語がはじまる。生まれも育ちも東京の杏にとって、家庭事情が筒抜けの田舎暮らしに抵抗があったものの、活発な地元の男の子、北村大吾に出会い、…