『アイ,ロボット』

2035年、シカゴ。AI搭載ロボットの開発・製造の大手USロボティクスのロボット工学博士が不審死を遂げ、ロボット嫌いのスプーナー刑事(ウィル・スミス)が犯人を探すSFミステリー(?)。すべてのAI搭載ロボットには『ロボット3原則』が実装され、ロボットは絶対に人を殺さない(殺せない)のだが、スプーナー刑事はNS−5型ロボットのプロトタイプ「サニー」を疑い、捜査を進めていく。

「真犯人が誰なのか」「どうして殺さなければならなかったのか」に限れば面白いかも。けれど、「すべてのAI搭載ロボットにはロボット3原則が実装されている」という大前提がところどころ綻びていて推理不可能。どのロボットでも人間を攻撃できる。どうしてこんなガバガバな脚本を書いたのか。。SFミステリーじゃなくてSFアクションなんだよ、エンターテインメントなんだよ、細かいことは気にすんな、ってことなんだろうけど、最後にキレイにまとめようとしていたから余計にまったく納得いかなかった。

アイ,ロボット (字幕版)

アイ,ロボット (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video