2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

芦原妃名子『砂時計』

事業に失敗した父の借金返済のため両親が離婚し、母の実家がある島根へと引っ越してきた植草杏、12才の冬から物語がはじまる。生まれも育ちも東京の杏にとって、家庭事情が筒抜けの田舎暮らしに抵抗があったものの、活発な地元の男の子、北村大吾に出会い、…