評価:★★★★☆
原作のファンからも支持される映画って、少ないのではなかろうか。映画化されると、無意味な(無理な)設定やキャラや恋愛シーンが追加されて、原作ファンからすると「なんだこりゃ」になってしまうが多い。でも、サイレントヒルは違う。原作との相違はあるものの、ストーリーや世界観が損なわれることなく映画になっている。何より大きな違いは、ハッピーエンドに見せかけたバッドエンド。この手の映画は無理にでもハッピーエンドに持っていって興ざめすることが多いから新鮮な驚きだった。
シビル巡査、強く見えたのに、実は動揺していたり、いがみ合っていたのに、最期はローズやシェリルを守ったり、彼女だけでも救われてほしかったな。もしかすると、サイレントヒルに足を踏み入れた時点で……。
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