四月は君の噓(2016)

トラウマにより演奏中に音が聞こえなくなりコンクールから遠ざかった元・天才少年ピアニストが天真爛漫なバイオリニストの少女に出会う話。

原作は読んだことがない(存在を知らなかった)。原作ファンの同僚に勧められ、何となく鑑賞。

・・・想像以上におもしろかった。

細かいツッコミがいくらでも思いついた。が、そんなことはどうでもよいと思えた。

屈折した過去を持つ主人公の物語なのに、どストレートを放り投げる。言わばバッドエンドの物語なのに、不思議と後味は悪くなかった。

鑑賞後にWikipedia先生を調べてみると、けっこう重要なキャラクターの設定が思い切り変更されていたり、そもそも登場しなかったりするらしい。原作ファンがこの映画をみると、どう思うのか気になった。