たまたま20時30分に仕事が片付き、このまま家に帰るのは嫌だと思い、駅のシネマコンプレックスへ。
レイトショーにも関わらず大混雑。
そのほとんどは「君の名は」の客だったわけだが、シン・ゴジラもほぼ満席だった。
あちらこちらで語りつくされていると思うので、ストーリーについては言及しない。
前半がなければ、後半が成り立たない。前評判から聞こえていたけれど、想像以上の緻密さだった。
個人的な感想
・ゴジラが歴代最強(シリーズ全作品を知っているわけではないが、主要なタイトルは見ている)
攻撃、守備、索敵、すべてのパラメータが異常。あまりの強さに絶望的な気持ちになる。
・字幕も、議論も、観客を置きざりにするための演出? 2度目、3度目を味わうため?
まだ1度目なのでいつか答え合わせしたい。
・政治的な皮肉は「個」より「集団」を尊ぶことの強調。ただひとりのヒーローではなく総力戦。
・いくつかの本気の悪ふざけは嫌いじゃないが、映画館では声を出したくない人にとっては軽く拷問。
それと、映画館じゃなかったら、たぶん雄たけびをあげていた。熱い気持ちが込み上げてくる瞬間が何度かあった。