崖の上のポニョ

いろいろな人が、それぞれの見解を、おのおののブログで書いているが、
自分と似た感想を持った人を2chで見つけたので抜粋


ポニョと妹達は精子の暗喩、宗助は卵子の暗喩(男女が入れ替わってるだけ)
海は羊水。海の底のドームは、子宮。
暗いトンネルは膣。
ポニョが閉じ込められた泡は、処女幕(または卵子)を意味する。
ぱっとみて、これくらいはすぐに理解できる。
ポニョは魚から両生類を経て人間になるが、これは、子宮内の胎児の姿と同じ。
海に浮かぶ無数の船の残骸は、結ばれなかった数多くの精子
女の体の中で起きる生命誕生の雄大な物語なんだよ。
ポニョの独創性のあるところは、男女の比喩をところどころ逆にして、
卵子(ポニョ)が子宮を飛び出して精子(宗助)と結ばれることにある。
ここまで女体の神秘を映像化したアニメははじめてだ。

原文:http://news24.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1218015885/674

もうひとつ、一般のブログから抜粋。


しかしながら一方で、“登場人物が誰も怖がっていないホラー映画”というか、
“登場人物が誰も緊迫感を感じていないパニック映画”というか、

原文:http://www.ne.jp/asahi/nob/co/tamaki/topc52.htm

この作品は、全体的に「死」を連想させる、という感想の人が多いらしい。
「死」と同時に「生」を描いた作品なのだ、と思った。

宮崎駿に共通するテーマは「自然からの警鐘」と「生きることの肯定」であり、
だからこそ、過ぎるほど魅力的な食事シーンが描かれているのでは、と。

きっと、見れば見るほど、謎が深まるだけ。断片的にしか描かれていないから。
それでもまた見たい!と思える中毒性を持っている作品。