アニメ化されていたことは知っていたけれど、すっかり忘れていた。dアニメで検索したら配信されていた。
2011年1月に放映開始ということは、当時、悠木碧さんはGOSICKとまどマギの2作品の主演をしていたらしい。
原作といくつか違うところはあったけれど、概ね原作に準じていて、原作ファンがみてもまったく違和感のないように丁寧につくられていた。
久城はここまで子供っぽかったかな・・・。そうしたほうがヴィクトリカとの対比が明確になるしコミカルさを強調しやすいだろうけれど、原作ファンからすると解釈違いが起こりやすそう。
終盤、コルデリアvs侯爵の戦闘シーンを描いたり、久城の戦場シーンを描いたり、原作から離れすぎたところだけが妙に浮いていて、演出も演技もあらゆるところが全体の雰囲気に合っておらず、急激にクオリティーが下がったところが残念。
それ以外は、全編を通して、原作ファンも満足できる出来だったように思う。
小説は本編VIIIまで、sはIVまで持っていて、角川文庫版が発行されてからほぼリアルタイムで読んでいた。
2013年から「新大陸編」がはじまっていたことをついさっき知った。そのうち読む。