METAL GEAR SOLID | HD EDITION

ノーキル・ノーアラート・クリア達成。

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あらためてプレイしなおしてみると、METAL GEAR SOLIDの世界観に現代の技術が追いついてきて、さらに広い世代に訴求できるテーマになっている。いくつかは未来になっても追いつかないだろうから普遍性が高く、半世紀後にもプレイする人間がいる作品かもしれない。

小島監督が在籍していた当時は、FOX ENGINEを使ったリメイクに期待していた。いまとなっては、カットシーンを模倣するだけの薄いリメイクになりそうな予感がするから、リメイクは期待しないことにした。

彼が去った後に発売された『METAL GEAR SURVIVE』は、FOX ENGINEが使われているから操作性は良かったが、BGMはシリーズの音楽の使いまわし、マップは5を元に改造を加えたもの(だから時代背景の整合性がとれていない)、ストーリーはMETAL GEARとは無関係であり、テーマや主張が何もないプレーンな印象のゲームだった。

そして、彼が新たに立ち上げたコジマプロダクションの『DEATH STRANDING』は、Guerilla GamesのDecimaエンジンを使って高い表現力・操作性を実現し、世界的に有名な俳優を起用し、シーンごとに音楽を選び、いわゆる作業ゲームと揶揄されるようなサブクエスに対して中毒者が続出するようなゲーム性を持たせ、分断された世界を「つなぐ」という未来を予見したようなテーマを持っていて、すでに続編が発表されている。

これはもう才能というほかない。メタルギアは最高に好きなシリーズではあるが、将来に期待を持てない最大の理由は「制作に関わる人間」の違いだ。

PS4/PS5でプレイしたいから結局は買ってしまったが、単純なHD化による再販でも売り物になるのは、2024年現在でも通用するくらい原作のクオリティーが高いからだ。でも、このレベルを求めるのは酷なのかもしれないとも思う。