宮部みゆき「レベル7」

中学生の頃に読んだと思い込んでいた。半日、病院で過ごすことになり、何か暇つぶしにと、ふと書店で単行本を手にとってみたら、ぜんぜん中身を知らなかった。自分にビックリ。

文庫本にしてはなかなか分厚い。読んでいる途中でなんとなく犯人はわかったし、なんとなく筋書きも見えていた。それでも飽きることなく、最後まで勢いを保ったまま読ませることができるのは宮部みゆきの技量に他ならない。

レベル7(セブン) (新潮文庫)

レベル7(セブン) (新潮文庫)