将棋

休日に中継をみていたり、Youtubeの実況動画をみていたり、将棋をみる時間が増えた。

小学生の頃、新聞の日曜版に掲載されていた詰み将棋を解くのが好きだった。といっても自力で答えにたどり着けたのは5手詰めまでだった。中学に上がってからは将棋の駒に触れることもなくなり、やがて実家を出てから将棋を指すこともなかった。

2012年、再び転勤になり、近所の本屋で小説を買って読む生活が続いた。その頃すでにテレビをまったく見ない生活になっていたが、日曜日のNHK杯テレビ将棋トーナメントだけは楽しみに見ていた記憶がある。きっかけは覚えていない。

2017年の暮れ、通っていた鉄板焼屋の常連(アマ2段)と将棋の話になり、一局指すことになった。何もできなかった。わずか20手ちょっとで負けた。

その数日後、入門書を買い、しっかりと居飛車振り飛車の戦型・囲いを勉強した。毎日の通勤中に詰将棋を解くようにした。7手詰めまでは解けるようになった。将棋ウォーズで何度も何度も対局し、3ヶ月くらいで1級まで上がることができた。

常連さんと再戦し、負けはしたがそれなりに戦えるくらいになって満足した。

それから将棋ウォーズの対局はほとんどしていない。休日はAbemaでタイトル戦の中継をみて過ごす日が多い。いわゆる「観る将」として楽しんでいる。