羽生善治の将棋の教科書

何気なしに観た竜王戦にすっかり興奮してしまった勢いのまま、
父に「年末に帰った時に将棋を指そう」とメールを送ったら、
OK牧場」と返信が来た。なかなかの速さだった。


父は「遊び」に関して何事もそこそこ上手い。
将棋も、麻雀も、競馬も、挙句はフリーセルのクリア方法までも父から教わった。
思えば、一緒にテレビを見ていた時、マジックのタネを見抜いていたことがあった。
もしかすると、遊びが上手い=コツを掴むのが上手いのかも知れない。


こちらから誘った手前、どうにか勝ちたいと思い、Androidアプリをダウンロード。
……自分の下手さ加減にうんざりした。どうしてこんなにも弱いんだろう。
どうやら自分はコツを掴むのが下手(=遊びが下手)だから、本を読んでみることにした。
書店へ行くと、新刊のところに羽生さんの本を発見。


1ページに1つ以上の説明図が描かれていて、視覚的に将棋の肝要を感じとることができる。
順序立てて説明されていて、非常にわかりやすく、本の構成も良い。


「はじめに」に書かれている一文、


内容をすべて理解されたら初段くらいの力が付いているのではと思います。

しばらく、この言葉を信じてみる。

羽生善治の将棋の教科書

羽生善治の将棋の教科書