4年後。栄枯盛衰。
それぞれの成長・挫折が描かれている。主人公の宮森は、かわいそうなくらいに苦労を重ねている。本編では21〜22くらいだったはずだから、劇場版では25〜26才。他の4人は、順風満帆とは言えないにしても、それなりの苦労をしながら、経験を重ねている。それでも宮森と比べればまだ温い。というより、宮森の苦労が群を抜いている。そのぶん、殻を破って成長していた。たぶん本人は実感がないだろうけど。
劇場版を観るまでは、無邪気に2期を期待していた。でも劇場版から先の世界に、何か伝えたいことが残っているのかわからなかった。もし2期があるならば、そんな不安が嘘みたいに晴れ渡るくらいの作品になるに違いない。
