白痴 / 坂口安吾

ぐいぐいと読ませる筆力はすごい。

戦時中の27才というと、年をとっている印象があるが、年相応の青さや狡さを持っていて、それが生々しく書かれていた。

ストーリーとテーマは苦手だったけれど、最後まで読んでしまったのは筆者の力によるところだろうと思う。

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