荒野の用心棒 (1964)

クリント・イーストウッドマカロニ・ウェスタン。主人公は凄腕のガンマン。リボルバーの威力がマグナム級。流れ者が用心棒として雇われ、ダブルスパイをして金を稼ぎつつ、気まぐれで人助けをする話。

気楽に見る作品としてはちょうどよかった。それなりに楽しめた。

1941 (1979)

スティーヴン・スピルバーグの迷作。太平洋戦争開戦時、日本海軍の将校(三船敏郎)が率いる潜水艦がハリウッドを目指すが田舎町をハリウッドと勘違いして、地元の人々を巻き込んでのドタバタ劇。ダンス狂の青年、イカれたトマホークのパイロット、陸軍と海兵隊のダンスパーティー(乱闘)、高射砲をぶっ放して家を破壊するおっさん。じゃぶじゃぶ金をつぎこんでいることは間違いない。

コメディというより、エンターテインメント。ただし、たいして笑えない。スピルバーグは、どうしてこんな作品を撮ったのだろうか。

ピンポン (2002)

何度見ても楽しめる。この作品の後、窪塚くんがリアルに飛んだことを思い出す。

社会人になって3年目くらいの頃、舞台となった卓球場に遊びにいったことがある。雰囲気が映画そのままだった。

エンドロールを眺めていて「脚本:宮藤官九郎」ということを知った。道理でおもしろいわけだ。

ピンポン

ピンポン

探偵はBARにいる (2011)

すすきの探偵シリーズの映画化1作目。2作目も公開されたらしい(知らなかった)。原作の小説は読破済み。

原作にどハマりした自分でさえ納得してしまう、大泉洋松田龍平も最高のアクター。

戦国自衛隊 (1979)

陸上自衛隊海上自衛隊が演習場へ向かう途中にタイムスリップし、長尾景虎に加勢する話。

不自然な顔アップの切り替え、「ペーーーー、ペパーーーー」みたいな効果音の演出、あの頃の作品によく見かけるが、何とかならなかったのだろうか。すごく良い演技をしていても安っぽく見えてしまう。

戦国自衛隊

戦国自衛隊

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い (2011)

9・11で最愛の父(トム・ハンクス)を亡くした少年が、父の遺した謎解きを進めながら、いろいろな人々と交流していく話。

ストーリーの最後にたどり着くまで、少年と母の間に何があったのか・・・とひたすら心配した。

ボビー・フィッシャーを探して (1993)

アメリカ初のチェスのチャンピオン、ボビー・フィッシャー(は、作品中には登場しない)。彼がつくったチェス・ブームにより、街の至るところでチェスがプレイされるようになる。見よう見まねでチェスを覚えた心優しい天才少年が全国チャンピオンになるまでの話。

勝手な解釈:手を抜いてわざとに負けた少年を教育熱心な父親が雨の中で説教するシーンがある。あの父親はたぶん自分が最低なことをしていることはわかっている。本当はそっと抱き寄せて励ましてあげたい。けれど、それをすると少年のためにならないと信じて、その役目を母親に任せてしまおうとした。それが間違いだって気づかされるまでは。

とても良い作品なのだが、そんな解釈をしてしまったせいで、つらくて仕方のない気持ちになり、アルコール量を増やして寝ることにした。

ボビー・フィッシャーを探して [DVD]

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