2013-06-15から1日間の記事一覧

エラリイ・クイーン『Yの悲劇』

前作『Xの悲劇』を未読のまま『Yの悲劇』を読んだけれど、知識が不足することなく読み進めることができた。あまりに有名な作品なので、読む前にオチを知っていたこともあるのだろうけれど。読み終わったとき、ポー『モルグ街』を読んだ時に生まれた感情に…

アガサ・クリスティー『そして誰もいなくなった』

手塚治虫が漫画の神と呼ばれるのは、彼の漫画のDNAを継承している作品が数えきれないほど存在するからだ。「この設定、どこかで見たことあるな」と思ったら、だいたい手塚治虫の作品を思い出すと既視感の答えが見つかる。『そして誰もいなくなった』もミ…