アフタヌーン4月号

だんだん読みたい漫画が減ってきたから、四季賞PORTABLEが付録の時だけにしようか迷う。。
されど、先月からはじまった「ネメシスの杖」の続きが気になる。


ヒストリエ」は6月まで休載。岩明均からの近況報告が掲載されていた。


言い訳はみっともないと思います。でも、ぜひ。私には利き腕に軽い麻痺があり、日常生活にはほとんど問題ありませんが絵を描く時、やや難儀します。線があらぬ方向に行かぬよう、集中力、つまり体力が要るわけです。そして時間も。今回、年齢により衰えた自分の体力を見誤りました。自分の力を過信し、思い切った休載の願い出、その機も逸しました。面目ない限りです。ここで申し上げるのも詮無いことですが、しっかりと完成させます。

ゆっくりと楽しみに読むのが岩明均ファン。


四季賞PORTABLE

四季大賞
山田胡瓜『勉強ロック』
四季賞
土橋田アキラ『ステ公のはじまりの旅』
かわぐちかいじ特別賞
譲『金奪撫子』

四季大賞はさすがという感じ。おもしろいし、読みやすいし、キャラが立ってるし、絵が綺麗。

特別賞は絵が上手いけど、ちょっと読みにくかった。女子プロ好きに悪い人はいないはず。


四季賞の土橋田アキラ『ステ公のはじまりの旅』は気に入って何度も読み返してる。これでもかというくらいに荒々しい。だけではなく、死期が近づいてカラスが寄ってくる細かい演出もある。目的なく生きるためだけに盗みを働いていたころは有り余る時間に疑問を感じ、南の街へ向かうという目的を得た時に残された時間が少ないことに焦りを感じ、目的を果たした後に果てなく広い自由と時間を感じる。主人公が感じる時間というテーマが追求されていて、読めば読むほど物語の世界に引き込まれる。こういう作品は好きだ。