父が蒸発。母は入院。残された、少年の名前は「プンプン」。
これは或る街の或るフツーの少年の成長物語――
(引用:表紙カバー)
正直、この標語を見た時点で買うのをためらった。
でも、彼の作品はハズレが少ない。それを信じて正解。
ところどころに散りばめてある哲学的な言葉や、
ローからハイへのテンションの切り替えは健在。
ストーリーのテンポや構成にもさらに磨きがかかっていて、
浅野いにおを知らない人が読んでもきっと楽しめるはず。
- 作者: 浅野いにお
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/08/03
- メディア: コミック
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