浅野いにお『おやすみプンプン』


父が蒸発。母は入院。残された、少年の名前は「プンプン」。
これは或る街の或るフツーの少年の成長物語――
(引用:表紙カバー)

正直、この標語を見た時点で買うのをためらった。

でも、彼の作品はハズレが少ない。それを信じて正解。


ところどころに散りばめてある哲学的な言葉や、

ローからハイへのテンションの切り替えは健在。


ストーリーのテンポや構成にもさらに磨きがかかっていて、

浅野いにおを知らない人が読んでもきっと楽しめるはず。


おやすみプンプン 1 (ヤングサンデーコミックス)

おやすみプンプン 1 (ヤングサンデーコミックス)