あの校長の全校集会での発言、その後の記者会見をニュースで見て、気分が悪くなった。
至る所に「ずるさ」が見えるところからすると、まだ「どうにかなる」と思っているのだろうか。
＜生徒たちに対する説明＞
『先生たちは手を抜いていました。』
『君たちがプレッシャーを与えることはあった。そのことに対して「ごめんなさい」と謝る気持ちが大切です。』
えーっと、責任は誰にある？
自殺した生徒へのイジメに関わっていた生徒全員、生徒を監督する責任のある担任教師、
そして、教師を監督する責任のある校長、じゃないか？
しかも、イジメに加担したと見られている教師は体調不良を理由に欠席って。
今回の事件で、新たな疑問がふたつ増えてしまいました。
いじめによる自殺者が９８年の１件以降ゼロだったらしい。
どう考えてもそれが嘘だってのは明白なのに。
どうして学校は「いじめ」による自殺であることを否定するのか？
学校で「フタして隠して逃げればいい」という姿勢を教えようとしているのか？
素直に認めるより、隠したことを露見するほうが不利になる、だろうに。
どうして全国の学校が一斉に「ゼロ」と報告しているのか？
口裏を合わせるにしては、余りにも大規模。誰かが指示を出しているとしか思えない。
