Bowling for Columbine

評価:★★★☆☆

シネマというか、ドキュメンタリー。この監督(マイケル・ムーア氏)に同意。それが最初の感想。簡単に要約すると、社会の歪みの根本について考えよう、ということを述べている(はず)。マリリン・マンソンちゃんも出演している。

マスメディアに踊らされて意見を持たないメディアリテラシーに脆弱な人間が増えている。ならば、逆にマスコミを利用して主張しよう、という発想が素晴らしい。銃社会問題、人種問題、生活環境問題、貧困問題とか、アメリカが抱えている様々な問題をユーモアを交えながら撮影されている。このドキュメンタリーを観た人間が、自分を取り巻く社会の問題の"根本原因"について考えて欲しい、といったメッセージだろう。