「祈りの幕が降りる時」

東野圭吾原作のミステリー。

根幹にあるミステリーとしての完成度の高さ、それに似つかわしくないくらいベッタベタな仕上がり。

どうして殺害しなければならなかったのか、どうしてその方法で殺害しなければならなかったのか、それ以外にもいろいろな「どうして」がキレイに整理されていて上質なミステリー。

なのに、昔の90分ドラマのような展開や演出や挿入歌が残念だった。昔の、としたのは現在はどうなのか知らないだけで、今でもそうなのかも知れないが。